イミグレーションから通達の出ている外国人住居報告(TM30)の件
外国人がタイに居住する場合、オーナー側からイミグレーションに外国人が住んでいる事を報告するように
以前、イミグレーションから通達が出ていましたが、
ちゃんと行っていたのは、
ホテルやサービスアパートのみで、
普通のアパートや個人オーナーのコンドミニアムは
殆どが行っていませんでした。
しかし、最近、コンドミニアムを所有するオーナーにも
イミグレーションに報告するように強化しているようです。
イミグレーションは、外国人がどこに居住しているのか
確認目的だと思いますが、
通常、タイに長期滞在する外国人は、90日毎に、
イミグレーションにどこに滞在している報告をしていますので、
オーナー側が報告するは、90日以内の短期滞在者のみで良いと思いますが、
イミグレーションは、一律で行っているのでしょう。
本来、短期滞在は、90日報告を行わないので、
短期滞在者が多く居住する
ホテルやサービスアパートが行うのは、分かりますが、
1年契約しか行わない、普通のアパートやコンドミニアムも
行わせるとは、かなり強引な気もします。
確かに、最近は、アパートやコンドミニアムで
短期貸しを行う所もありますが、
数的には、まだかなり少ないと思います。
この通達も90日未満で貸す物件と限定して
通達を行うようにすれば、良いと思いますが、
頭の固いイミグレーションは、一律でしか行えないのでしょう。
という事で、今後は、弊社もオーナー側に連絡して
イミグレーションからこのような通達が出ている告知は行いますが、
実際には、オーナーが行うか行わないかは、
オーナー次第になります。
弊社からは、強制は出来ません。
そもそも、コンドミニアムの個人オーナーは、
政府機関に部屋を貸している事が分かると
所得がある事がばれて、税金を取られるのでは無いかと
心配しているオーナーが殆どです。
タイは、まだまだ、個人所得をちゃんと税務署に申請しない人が殆どです。
その為、法人契約は行わず、個人契約のみしか受けないオーナーも殆どです。
この件がある為、
税務署とイミグレーションの繋がりはありませんが、
国の機関という事で、
個人オーナーは、イミグレーションに対して外国人の居住報告には、
対応したくないオーナーも多いと思います。
尚且つ、タイ人オーナーは、あまりイミグレーションと接する機会もないと思いますので、
このような、イミグレーションの通達にも疎いと思います。
実際、現状では、コンドミニアムにお住まいの外国人の居住者が
イミグレーションで、ビザ等の手続きを行うと
イミグレーション側から、オーナーから居住報告を受けていないと
指摘が入っているケースが殆どです。
その場合、通常、オーナーはイミグレーションの告知は知らないので、
ビザ等の手続きに支障の出ている外国人住居者が、
罰金を払い手続きを行う事になるでしょう。
イミグレーションの通達には、居住して24時間以内に報告するようにと
記載があります。
この内容も、短期滞在者の2~3日しか住まいないような
人向けの設定になっていると思います。
しかし、イミグレーションもこの件は、強化しているようですので
コンドミニアムを所有している個人オーナーも
渋々報告を行うオーナーも出てくると思います。
最悪、オーナーが行わない場合は、
外国人居住者の方で、行う事になります。
行わないと、ビザが貰えない等の問題は居住者の方になるので。
その場合、申請書類を準備して、オーナーからサインを貰い
居住者がイミグレーションに提出する事になります。
もし、報告が遅れると罰金を払う事になるようですよ。
面倒くさいですね。
詳しくは、ホームページを参照下さい。
https://www.immigration.go.th/index
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